今回の企画は、入社5カ月の座談会でインタビューした新人3名が、一年後に再び集結!一年前に掲げた「達成したい目標」を振り返りながら、仕事への思いを再び熱く語り合ってもらいました!話を聞いていくうちに、変化し成長した姿と、変わらず初心を貫く姿勢が見えてきました。

(参加者プロフィール)

(写真左)
清水 和夏(Shimizu Waka)
福井県出身。前職は金融関係。2022年6月にサンリーホームに入社し、不動産管理課にて家賃管理等の業務に従事。趣味はバレーボール。


(写真中央)
打田 将梧(Uchida Syogo)
石川県出身。前職では店舗の設計をしており、2022年6月サンリ―ハウスに入社。現在設計業務に従事している。趣味はYouTube鑑賞。

(写真右)
酒井 一成(Sakai Kazunari)
石川県出身。前職は会計事務所。2022年5月サンリー・ホールディングスに入社し、経営企画室にて経理・財務・社内イベント運営に従事。趣味は旅行、ボードゲーム。

悩みを成長の糧に

ーー入社したばかりの一年前、座談会で集まった新人3人。今回はその一年後に迫りたいと思います!入社当時から即戦力として活躍してきたこの一年間を振り返って、自身の成長ポイントだったと感じた瞬間を教えてください!

打田さん:サンリーハウスでは、注文住宅や分譲住宅、アパートなどの自社施工にも力を入れていて、私はその設計業務を担当しています。前職では、設計士としてお客様と打ち合わせをさせていただく経験がほとんどなかったので、家づくりの流れを頭では分かっていても、専門的な知識を持たないお客様にどう提案すればいいのか、どう伝えれば納得してもらえるのか、すごく難しかったです。

ーーコミュニケーション力が今後の伸びしろということですね。

打田さん:二転三転したりしながらたくさん悩んだ分、教訓もたくさん得られました。

ーー反対にこの一年間を振り返ってうれしかったことはありますか?

打田さん:実はいま、自分で設計した家を自社で施工していて、8月頃に完成を迎えるところなんです。今年の仕事は、自分の家づくりがメインの一年だったなと。

ーーそうなんですね!どういう流れで自分の家を建てることになったんですか?

打田さん:元々自分の家は自分で設計したいという思いを持っていました。サンリーハウスに入社することになって、設計士として自分で設計できるし、自社で施工や管理することもできるから、ぜひお願いしてみようと思って。自分で設計したとしても他社に施工を頼むとなると、現場の管理にまではどうしても目が届かないんです。でも、自社で施工させてもらったおかげで、現場の状況を見ながら自分の思い通りにさせてもらえています。週に2、3回は現場に通い詰めていて、もう自分の家だから楽しくて仕方がないですね!

ーー自分の家づくりが仕事になるなんて羨ましいですね!思い通りの家に仕上がること間違いなしですね!

打田さん:細かな相談や報告も現場から挙がってくるので、臨機応変に対応することができて、本当によかったなあと。

ーー不動産管理課に所属する清水さんはいかがですか?前職の金融関係から異業種の不動産業界への挑戦ということで、大変だったこともたくさんあったのではないでしょうか?

清水さん:まさに昨日(7月13日、取材の前日)の大雨で、アパートが床上浸水してしまったことですね。その日は、オーナーさんに毎月の報告と送金を行う、月で一番忙しい日と丁度重なってしまって…。ここ最近で一番大変でした。

ーー災害系のトラブルは大変ですよね。

清水さん:1月の大雪のときも大変でした。サンリーグループは、タイムマネジメントを意識している会社なので、かなり予定が狂ってしまって。。

ーー具体的に、大雪の被害が出たときの部署内はどんな様子だったんですか?

清水さん:1月の大雪では多くの物件が断水になってしまいました。給湯器や水道管が凍結で破損してしまって、水もお湯も出ない状態でした。反対に、配管が割れてしまって、水が止まらないケースもありました。断水中の数日間は、パックになった水をアパートに届けたり、とにかくイレギュラーな対応に追われていましたね。

ーー実際に現地まで行かれたりしたんですか?

清水さん:実際に現場に向かうのはサンリーハウスのメンバーになります。私たち不動産管理課はご入居者さまの状況把握と業者さんや家主様とのやり取りの対応をメインに行いました。お客様に安心感を持っていただくことがとても重要でしたので、ハウスのメンバーに即時、現場対応していただいてとても助かりました。

ーーなるほど、部署をまたいで横の連携が大切になってくるんですね。経理を担当されている酒井さんは、日々の業務を振り返っていかがですか?

酒井さん:私は経営企画室で、経理と財務の管理を行っています。主に、日々のお金の動きを入力したり営業活動に伴うお金の出入りを把握したりするような業務になります。今はインボイス制度の導入に向けた対応に日々追われていて、次から次へと新しい問題が出てくるので毎日大変ですね。

ーーまさにタイムリーな問題ですよね。反対に仕事の中で素直に楽しいなと感じるときはどんなときになりますか?

酒井さん:やっぱり自社の商品が売れると嬉しいですね。売上が上がって、その変化が数字として見えると、会社の評価につながっているんだなあと思えます。

ーー社員として会社が評価がされていると感じられる瞬間は嬉しいですよね。ありがとうございます。

一年前の自分から見えてきた、変わらない思い

ーー約一年前に入社し、入社後ほどなくして掲げた「達成したい目標」を改めて見返してみて、自己評価はいかがでしょうか?一年前の自分と現在の自分を比べて、考え方や気持ちに何か変化はありましたか?

清水さん:「部署内で戦力になる」と目標を掲げていましたが、私は当分継続ですね。この一年だけでは、部署内の業務全てを把握することはできていなくて、まだまだ自分の力で解決できることは少ないなあと。どうしても先輩方に頼らざるを得ない場面が多いので、本当の意味では部署の戦力にはなれていないなあと感じています。

ーー自分が部署を引っ張っていくぞ、というその意気込みいいですね!

清水さん:そこまでは全然(笑)。周囲の人から相談してみようかなと思ってもらえるまでにはなりたいなあと。保険の資格を取得したり、業者さんからも情報を吸収したりして、お客様から何か聞かれたときにパッと対応できるくらいの知識を身につけていきたいです!

ーーそんな対応ができたら、お客様の安心感も全然違ってきますよね。その目標を実現するために日々意識していることはありますか?

清水さん:仕事を見て盗むとまではいかないかもしれないですけど、例えば業者さんのやりとりを他人事として見るのではなく、「この情報は覚えておこう」とか、「自分も真似して次こういう伝え方してみよう」とか、そういう小さなところにもアンテナを張るように日々意識しています。

ーーご自身の家で自分のデザインした建物を建てるという目標を実現された打田さんですが、さらなる今後の目標はありますか?

打田さん:自分の家を建てるにあたって、これまでのサンリーハウスにはなかった材料や仕様を多く取り入れて、自由に設計させてもらいました。標準仕様からは大きくかけ離れていて、現場はかなり大変だったと思います…。しっかりとこの経験を活かして、今後はサンリーハウスらしさに自分の色もプラスした新しいデザインを提案していきたいと考えています。完成したら内見会も予定しているので、ぜひお客様にも共感してもらえるものがあれば嬉しいですね。

清水さん:サンリーハウスには設計士が3人在籍しているので、注文住宅にそれぞれの設計士の色が出せるのも魅力の一つですよね。

打田さん:それぞれの設計士に得意分野があるので、お客様が気に入った設計士を指名して、その意向が存分に反映された家がこの先増えていったら面白いなあと思いますね。

ーー実現するのが楽しみですね!酒井さんはどうですか?

酒井さん:一年間を通して、経営企画室長と佐藤さんの凄さを間近で感じてきました。お二人のハイブリッドだなんて、こんなことを軽々しく口にしてはいけなかったなあとちょっと反省ものですね。。

ーーなるほど。少しでもお二方に近づけるよう、まずはどんなことから始めていこうと考えていますか?

酒井さん:「IT系の知識を身につけておくべき」「イラストレーターを扱えるとより業務の幅が広がる」「読書や新聞を読む習慣をつける」など、上長からは日々いろんな方面からアドバイスをもらっています。これが当たり前にできるようになったら、少しは近づけるのかなあと。

ーー目標を大きく持つのはいいことですよね!ぜひ頑張ってください!

仲間とともに挑戦し続ける

ーー仕事で行き詰まったり悩んだりすることは多々あったと思います。その際に、上司や同期など、周囲との関わり方で意識してきたことは何かありますか?

清水さん:困ったときはすぐ周りに相談してしまいますね。自分で考えることも大事なので、あまりよくないなと思っているんですけど…。とにかく周りを巻き込んで乗り切っています(笑)。

ーー周囲を巻き込めるのも一つの才能だと思います!

清水さん:これからは頼られ上手になっていきたいですね。

打田さん:最近、自分と同じ設計士の方が新たに加わって、建物の意匠性についてよく意見交換しているんですが、「ここがかっこいいよね」とか、設計士同士だからこそできるそういった何気ないやりとりが楽しいですね。

ーーたわいもない話って大事ですよね。業務上の話だけだと、どうしてもこわばってしまいますよね。

打田さん:前職、前々職では、社内に設計士が自分一人だけで、これまで相談できるような相手がいなかったので、この環境が嬉しいですね。

酒井さん:私が所属する経営企画室の雰囲気が良くて、毎日の仕事がすごく楽しいです。周りの社員の方たちが、大変な業務の中での一番の心の支えになっていますね。特別自分が何かしたわけではないけれど、気の置けない仲間たちがいてくれて本当に良かったなあと。

ーー社員一人一人を大切にする温かい社風が伝わってきました。全力で仕事に向き合い、まだまだ成長を続ける3人の活躍から目が離せませんね。今日は貴重なお話ありがとうございました!