事業拡大を機に、営業チームリーダーに任命された松本さん。今回はその就任記念インタビューをしてまいりました(繁忙期直前の滑り込み!)。リーダーとしての抱負、チームの方針など、今しか聞けない話満載でお届けします!

(プロフィール)
松本 芽久美(Matsumoto Megumi)
愛知県名古屋市出身。結婚を機に、夫の地元である石川県へ移住。2013年、サンリーホームに入社し、賃貸営業職を担当。2021年秋よりかほく店の賃貸営業チームリーダーに就任。趣味はお菓子づくり。

プレーヤーを継続しつつ、一歩進んでリーダーへ。

――このたびは、かほく店の営業チームリーダー就任、おめでとうございます!早速ですが、任命された瞬間は率直にどういうお気持ちでしたか?

松本さん:うーん、ちょっと嫌だな、という気持ちでした(笑)。

――ええっ(笑)。

松本さん:あはは(笑)。いや、というのも私はプレーヤーとして自分でどんどん営業するのが好きなタイプなんです。だからできれば人を管理したりする立場にならず、ずっと営業だけをしていたかったというか。

――それは専務にも直接伝えたんですか?

松本さん:はい、言いました。いちプレーヤーとしてずっと働いていたいです、でもそうも言っていられないのも分かっています、と。ただ私の営業目標の数字は今年も相変わらず高かったんですね。ということはつまり、会社はプレーヤーとしての私にもちゃんと期待してくれているんだというのが分かったので。あとはもう素直に、頑張ろうと思えました。

――こういうのは自分では答えにくいかもしれませんが、ご自身のどういうところが評価されて、リーダーに任命されたと思いますか?

松本さん:リーダーとしての適性は分かりませんが、少なくとも営業という仕事に関してはけっこう自信を持てています。お客様に不信感を与えないように、不満に思われることのないようにというのは徹底して。クレームを頂いたこともほとんどないんです。そこを評価していただいているのかなと。

――クレームがないのはすごい!秘訣はなんですか?

松本さん:お客様に質問されたことはもちろん、質問されていないことでも、とにかく事細かに説明することです。お部屋を借りる人は、お部屋に関するベテランではありませんし、分からない点がいっぱいあります。もはや、何が分からないかも分かっていない状態もありえますよね。だからこそ、こちらから前もって説明することが大事です。特に金銭的な部分はちょっとでも説明を省いてしまうと後で不信感につながりかねませんし、気をつけています。

たった二人で迎える繁忙期。乗り切る鍵はカップラーメン!?

――松本さんのチームは、入社二年目に突入したばかりの備後さんとの二人体制。チームとしての課題はありますか?

松本さん:まさにその二人という人数の少なさです。どう見ても人手が足りません(笑)。だからこれから繁忙期を迎えるにあたって、どう効率よく連携し合うかが課題です。特に週末はサポートしてくれるパートさんもいないため、二人で電話対応から物件の案内までしないといけない。優先順位をしっかり決めておかないといけません。

――週末に一人が案内に出てしまうと、事務所に一人で残ってその他全ての対応をしないといけなくなるのは、きついですね……。

松本さん:かほく市内の物件のご案内なら、まだなんとかなると思うんですよ。でも七尾市になると往復するだけで二時間かかりますし、週末にそれが入るとかなり大変です。だから、お客様自身で物件を見ていただく「セルフ内見」も一層進めようと思っています。お客様の中には自分だけで行きたい人が少なからずいて、一切お会いせずに契約までたどり着いたことも今までにありますので、市場のニーズにも合っているのかなと思っています。

――コロナ禍で始めた「セルフ内見」の取り組みが、人数減のタイミングでより活きてきたわけですね。備後さんとは他にも何か作戦を練っていますか?

松本さん:より緊密に連絡を取り合いましょうという話はしています。ご案内の時も、「今会社を出ました」とか「今現地を出て会社に戻っています」「あと○○分で戻ります」とか。相手が今何をしているかが把握できるように。

――それって大事ですよね。相手の動きが分かればこっちもどう動けば良いか分かりますし。

松本さん:そうですね。あとは、カップラーメンをたくさん買って、と。

――カップラーメン?!

松本さん:お昼をゆっくり食べる時間がなくなりますからね(笑)。「どのカップラーメンにする〜?」なんて二人で話しています。

――なんていうか、お二人とも、前向きですよね。これから大変な繁忙期なのに……。

松本さん:二人ともO型同士だから、あまり深く考えていないだけかもしれませんし、いざ繁忙期に突入したら悲鳴をあげている可能性も(笑)。ただ、未知数なことを精一杯やって、結果を残せればいいかな、と思っているんです。私と備後は歳も離れているけれど、上司と部下というよりは、なんでも相談し合える関係でいられたらいいですね。私も備後に助けて欲しいし。二人で助け合っていきたいです。

和気あいあいと働ける、楽しい職場づくりのために。

――松本さん自身はどういうリーダーになっていきたいですか?

松本さん:ザ・上司という感じは苦手なので、なんでも言ってもらえるようなリーダーになりたいです。みんなが楽しく仕事のできる環境を作れるリーダーに。

――そのために心がけていることは何かありますか?

松本さん:これは、良いのか悪いのかは分からないですけど、みんなのことを下の名前やニックネームで呼んだりしています。備後だけではなく、パートさんたちのことも。ある程度、砕けて仲の良い雰囲気で仕事ができるといいなと思って。

――親しみやすさが全然違いますよね。仕事のことは、どんなふうに教えていきたいですか?

松本さん:うーん、口で説明して教えるのは苦手な方なんです。でも、お客様のためを思って仕事をしている姿勢は伝わっていると思うので、それも含めて私の背中を見て実践で覚えていって欲しいなと思います。

――今のところ、育成は順調ですか?

松本さん:備後の育成はとても順調です。スポンジのようにどんどん吸収して、なんでも素早く習得してくれているので助かっています。繁忙期を彼女と二人で迎えることにも不安はないです。

――入社してたった一年で上司にそこまで言わせる備後さん、すごい。意地悪な質問になりそうですが、本当に改善点ってないんですか?(笑)

松本さん:あはは、本当に今のままでも十分ですよ(笑)。でも彼女本人が言うには、資料作りがまだちょっと苦手らしいです。営業の仕事には、物件資料やお客様向けの資料を作る業務も入ってくるのですが、そこはまだまだ慣れていないらしく。本人はこれから頑張るって言っていました。

――自分で自分の改善点を見出しているあたりも100点ですね……(笑)。最後に、これから拡大していくサンリーホームにどんな人が入ってきて欲しいか、メッセージをお願いします!

松本さん:不動産業界未経験でも大丈夫ですので、接客に興味がある人にぜひ応募してきてもらいたいです!仕事内容で難しいことは多少あるかもしれませんが、会社の雰囲気はすごくいいですよ。楽しく一緒に働きましょう!

――今日はありがとうございました!これから営業としてもリーダーとしてもますますご活躍されることを願っています!